Raspberry piのメンテ

最近使ってなかったので更新作業しておく。

いま手元のRaspに入っているOSが
Ubuntu 20.04.3 LTS (GNU/Linux 5.4.0-1050-raspi aarch64) Forcal Fossa
となっている。

CLIで起動した。/etc/netplan/88_config.yaml を作って編集したが、各項目の列位置とかがずれていると
・sudo netplan apply
がエラーになるので割と面倒。

Raspberry Pi側にてsshdが上がっていたので、iMacから
・%ssh ubuntu@169.254.239.166
で繋がる事を確認しておく。※IP設定が面倒だったのでリンクローカルIPを使っている。

で、Raspberry pi公式からMAC OS用のRaspberry Pi Imagerをダウンロードして、
それを起動した。ファイルは「imager_1.7.3.dmg」。
「OSを選ぶ」からRecommendされているOSをダウンロードさせて書き込もうと思ったら俺のiMacに接続できる書き込み機器がなかった。

公式から64bitのRaspberry Pi OSをダウンロードして、既存Raspにsftpで送り込む。
既存Raspに書込み機器と書込み対象のmicroSDを繋げて、ubuntuのddコマンドで書き込む。
・%sftp ubuntu@169.254.239.166
・%ssh ubuntu@169.254.239.166
ubuntu$cd /home/ubuntu
ubuntu$sudo dd if=./2022-09-22-raspios-bullseye-arm64.img.xz of=/dev/sda
 ※事前にubuntuにて$sudo fdisk -l の結果を見て、書込み対象microsdが/dev/sdaと
 認識された事を確認している。

うっかり、「2022-09-22-raspios-bullseye-arm64.img.xz」のxz拡張子のまま書き込んでしまった。このxz圧縮ファイルを展開してから書き込む必要があったのに。
という事でubuntu側で
・$xz -d 2022-09-22-raspios-bullseye-arm64.img.xz
として展開する。
そして、
ubuntu$sudo dd if=./2022-09-22-raspios-bullseye-arm64.img of=/dev/sda
として今度こそまともに書き込む。

書込み成功して再起動。
日本語入力が出来ないので、これを設定する。と思ったらMozcにより既に出来てた。

VersionUP後の/etc/os-releaseは
Debian GNU/Linux 11(bulleseye)
になった。
sshでログイン出来るようにopenssh-serverを入れようと思ったら既に入ってた。
設定が出来ていなかったので設定する。
・rasp01$sudo vi /etc/ssh/sshd_config
・Port 22
・Hostkey /etc/ssh/ssh_host_rsa_key
・Hostkey /etc/ssh/ssh_host_ecdsa_key
・Hostkey /etc/ssh/ssh_host_ed25519_key
・SyslogFacility AUTH
・LogLevel INFO
・PermitRootLogin no
とりあえずはパスワードログインで実施する。そのうち証明書ログインにする。
・$sudo systemctl restart ssh
これにより、リモートから入れるようになった。

同様にあと4台実施する。

1枚のmicrosdが、32GBのものなのに32MiBとしか認識しない。
ダメ元で
・$sudo dd bs=4 if=/dev/zero of=/dev/sda
でzero埋めしてみる。
ダメだった。

・$sudo apt install testdisk
を使ってみる。
インストール後、
・$sudo testdisk
で色々と試したりgpartedをインストールして色々試したりしたものの、
やはり32GBという正しい認識には辿り着けなかった。不良品ということで諦める。

この32GBのmicroSDが使えないため、一時的に4GBのmicrosdで対応した。
しかしサイズが小さいため、Desktop版を諦め、CLI版のRaspberryPiとした。
起動時にwlan設定をしようと思ったが、そもそもwlanを有効に出来ない。
起動時のメッセージにwlanを止めている、みたいな記載があり、
raspi-configを変更するように、という指示があった。

raspi-configというファイルがどこかにあるのかと想像したが、そうじゃなくて
・$sudo raspi-config
と打つことで設定画面が登場した。
設定画面で
・1.System Options
・S1 Wireless LAN
・JP Japan ※矢印で上下して探さなくても、「J」のキーを押して到達できる。
設定後にOKを選ぶとSSIDとPWの入力に続く。終わったら「Finish」を選ぶ。
その後に
・$sudo vi /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
をみると、さっき設定したものが書き込まれている。
そしてWLANは使える状態になっている。